2003年にモータースポーツの聖地・鈴鹿でスタートしたフォーミュラEnjoy。
鈴鹿市近郊のコンストラクター、ガレージ、そして鈴鹿サーキットが協力して創り上げた、“鈴鹿産・鈴鹿発” の画期的なモータースポーツパッケージです。
その根底に流れるのは、文字通り「楽しむ」心。
モータースポーツを愛し、好敵手と切磋琢磨し、フォーミュラカードライビングのスキルアップに打ち込みながらサーキットライフをエンジョイする…。
コストを抑え、ハード面で平等な条件を実現することは、それだけ「心」の領域を拡げることであり、そこから得られる「喜び」には、豊かな人生につながる無限大の価値があります。
まさに「一生涯モータースポーツ」というコンセプトワードこそが、このフォーミュラEnjoyの真骨頂を表現しています。
モータースポーツをこよなく愛するスポーツマンの皆さま、ようこそフォーミュラEnjoyへ。
ともに楽しみましょう。
フォーミュラEnjoyの理念
概要
フォーミュラEnjoyは、安全でローコストなマシンを使い、モータースポーツへの参加のハードルを下げ、底辺拡大を目的に2003年にスタートしたモータースポーツパッケージであり、「一生涯モータースポーツ」をコンセプトワードに掲げ、開催・運営されているものである。
意識
フォーミュラEnjoyに参加する選手は、クルマやモータースポーツを愛する「同志」たる意識のもとに集い、また互いに敬意を払うフェアなスポーツマン精神に則った人々として存在する。
そのため、フォーミュラEnjoyは、プロドライバーを目指してステップアップを目的とする選手を除外するものではないが、一生涯にわたり永くモータースポーツを愛好し、楽しもうとする選手を歓迎し、安全に、文字通り「楽しむ(Enjoy)」ことを主眼にした活動を主眼とする。
行動
選手は、この意識と環境のもとで技術や精神を磨き、モータースポーツの健全な魅力をそれぞれの立場から広く発信し、また社会生活での運転・走行においても模範ドライバーとして立ち居ふるまうことを旨とする。
サーキット走行においては最大限安全に留意した上で、互いに敬意の念をもって行動し、競技の最終的な順位よりも、スポーツマン精神に則って楽しむことを優先する。
また、過度の成績至上主義から生まれる“危険を犯し、マナーに反した”行動は厳に慎むものとする。
付記
選手のみならず、フォーミュラEnjoyエントラントおよび加盟ガレージは、フォーミュラEnjoy協会の一員もしくは意識を共有するものとしての自覚を持ち、理念を充分に理解した上で、参加・行動するものとする。
フォーミュラEnjoy協会
フォーミュラEnjoyの目指すところ
ローコスト
車両は鈴鹿サーキット近郊のコンストラクターによって協同開発・製造され、各ガレージにより管理いたします。
各運営ガレージにより、車両のメンテナンス料、部品代や保管料などの料金を統一しローコスト化を図っています。
イコールコンディション
車両はすべてフォーミュラEnjoy協会に加盟している取扱いガレージのみによってメンテナンス・保管されます。また各パーツは協会が指定し、調整可能な箇所(部品)の規制を導入することにより、参加費用の高騰を防ぐ役割も果たします。
Enjoy
参加者はレース開催時フォーミュラEnjoy協会運営のホスピタリティサービスにより、ドライビングアドバイスやその他情報の提供を受けることができます。
このように今までにない斬新的な方法を取ることにより、ロングライフ、安全でローコスト、イコールコンディションのレース開催を目標といたします。
これまでの箱型ユーザーや、ジムカーナ・カート等の参加者も始めていただきやすいカテゴリーとして、また若年層からご年輩の方までモータースポーツを生涯通じて楽しめるスポーツとして、フォーミュラEnjoyレースを提案してまります。