■フォーミュラEnjoy鈴鹿ラウンド(鈴鹿・岡山シリーズ第2戦)

● 5月22日(土)予選・23日(日)決勝
● 鈴鹿サーキット フルコース(5.807q)

第1戦から約3か月、2021シーズン第2戦も鈴鹿サーキット国際レーシングコース フルコース(5.807q)を舞台に、20台のエントリーを数えて2日間にわたる戦いとなった。
※シャシーはNF-02、タイヤはダンロップのワンメイク

【公式予選】 22日(土)13:30〜13:50
天候:くもり 路面:ドライ
土曜日に行われた公式予選、開始直後に#31亀蔵(『すずか』初亀 ラッキー岡部丸 REV)が2分31秒077を記録し、タイムモニター最上段に。#6 辰巳秀一(イリオスTKSあっぷるキャロットMYST)、#54山根一人(光精工 TKS MYST)#19 永井秀和(NINNE RACING FE2 MYST )らが30秒台の争いで上位を連ねたが、#85大川文誠(カンジ・レ−シングシミュレータージム)が終盤に2分30秒180をたたき出し、昨年9月の鈴鹿西コース以来のポールポジションを獲得した。

【決勝レース】 23日(日)8:15〜(8周)
天候:晴れ 路面:ドライ
スタートを決めたのは予選2・3番手の辰巳と山根。辰巳はそのままトップに立つと、追いすがる山根を振り切って独走状態に。予選4番手の永井が3位に浮上し、PPの大川は4位に後退。この後永井は山根もかわし、辰巳−永井−山根−大川のフォーメーションで6周目に突入する。130Rで差を詰めた大川のプレッシャーからか山根が日立Astemoシケインでスピン、コースに復帰するものの表彰台を逃してしまう。永井はこの後辰巳の背後まで迫ったが、逆に後方から追い上げた大川に2位の座を明け渡す。辰巳はそのままチェッカーへ。昨年の最終戦(レース2)以来の優勝を果たした。特筆すべきは予選9番手の#95芦田将吾(amon*ピカまも〜る*YRP*Agro)。今大会を通じて最速の2分29秒951を決勝で記録して5位に入った。 56歳以上対象の「マイスターズ・カップ」は、予選5番手の好位置スタートの亀蔵がオープニングラップで痛恨のスピン。#66 RYUU MAO(Ryuu Mao Enjoy・レプリスポーツ)との攻防を制し7位に入った#56 森下吾郎(トレンタクワトロFE)が獲得した。
辰巳秀一選手: 「スタートをうまく決められてよかった。山根選手もいいスタートでしたが、私は偶数グリッド(2番手)だったのでイン側からトップに立てました」
森下吾郎選手: 「マイスターズ・カップ1位は嬉しいですが、全体の1位ではないのでもっと頑張ります」

photos
 
                 
 
photos
photos
photos photos photos photos
photos
 
                 
  ※写真をクリックすると大きな画像が見られます。