■フォーミュラEnjoy鈴鹿ラウンド
       (鈴鹿・岡山シリーズ第1戦)


● 2月28日(日)予選・決勝
● 鈴鹿サーキット フルコース(5.807q)

 

フォーミュラEnjoy2021シーズンがいよいよ開幕。17台のエントリー(出走は16台)を集めて、鈴鹿サーキットフルコースを舞台に「気軽に・真剣に」フォーミュラレーシングを楽しむウィークエンドレーサーたちによる熱い戦いが始まった。今シーズンから56歳以上の選手を対象とした新賞典「マイスターズ・カップ」もスタートして、ますます好レースが期待される。
なお、希望者にはGPSデータロガーをマシンに搭載し、27日(土)の専有走データをもとに福山英朗アドバイザーによるドライビングレクチャー(無料)が行われた。今回は多くの選手がレクチャーを希望したため、谷川達也選手にも講師として協力いただくこととなり、より強力に選手たちのスキルアップをサポートする体制となった。
※シャシーはNF-02、タイヤはダンロップのワンメイク

【公式予選】 28日(日) 9:45〜10:10(途中赤旗中断あり)
天候:くもり 路面:ドライ
16台全車が出走して行われた公式予選。開始早々に#6 辰巳秀一(イリオスTKS株式会社ピアスMYST)が2分28秒台をマークしてタイムモニターの最上段に。#85大川文誠(カンジ・レ−シングシミュレータージム)、#31亀蔵(【すずか】初亀 ラッキー岡部丸 REV)が29秒台で続く。しかし開始10分にS字コーナーのバンカーストップ車両回収のため赤旗が提示され、約6分間中断。残り10分弱の再開後には、#54山根一人(光精工 TKS MYST)、大川、亀蔵が次々とタイムを更新し、予選上位を占めた。2分28秒368でポールポジションを獲得した山根は昨年の最終戦(2レース制)から数えて通算3レース連続のポールシッターとなった。

【決勝レース】 28日(日)15:45〜(8周)
天候:くもり 路面:ドライ
ポールシッターの山根が好スタート。オープニングラップから快調な走りを見せる。予選3番手の亀蔵はシフトミスで出遅れてしまう。 1周終了後、リードを広げる山根の後方では、大川、#95芦田将吾(amon*ピカまも〜る*YRP*Agro)、#6辰巳、#7安田知弘(ゼンツー エバ―ガラスコートプロ)、#19永井秀和(NINNE RACING FE2 MYST)の5台が一団となって2〜6位争いを展開する。 状況が動いたのは3周目。大川と芦田がダンロップコーナーで接触し、大川がリタイア。これにより、2位に辰巳、3位に芦田というオーダーとなるが、追い上げ著しい永井が5周目に芦田を捉えて3位に浮上する。 以降はこのフォーメーションでレース後半戦を推移。山根は昨年の岡山ラウンド(第4戦)以来の優勝をポールtoウインで飾った。 注目の新賞典「マイスターズ・カップ」は決勝レースで8位に入った#66 RYUU MAO(Ryuu Mao Enjoy・レプリスポーツ)が記念すべき初戦の受賞者となった。2位には#73多屋禎一(K&G クマ工房 萬願亭 伸生S青海豚R)、3位には#31亀蔵が入った。

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