■2020年フォーミュラEnjoy 第2戦/第4戦
  開催日:8月8日(土)公式予選・第2戦決勝・9日(日)第4戦決勝
  天候:予選/くもり、第2戦決勝/くもり、第4戦決勝/晴れ
  路面:予選/ウエット、第2戦決勝/ドライ、第4戦決勝/ドライ
  コース:岡山国際サーキット

新型コロナウイルスの影響により、大きくレースカレンダーの変更を余儀なくされた2020シーズン。初の鈴鹿・岡山でのシリーズ戦のうち、中止となった4月の第2戦延期分と当初予定通りの第4戦、計2戦が真夏の岡山国際サーキット(1周3.703km)で開催され、12台が岡山の地を踏んだ。
なお、大会前日の8月7日(金)から大会期間を通じて、希望者にはGPSデータロガーを用いたドライビングアドバイスが福山英朗アドバイザーによって行われた。
※タイヤはダンロップのワンメイク

【公式予選】 8/8 sat. 9:50〜10:05
天候:曇り 路面:ドライ
8月8日(土)に開催された公式予選。15分間のセッションでのベストタイムが第2戦の、セカンドタイムが第4戦のグリッドに反映される。ターゲットタイムとなったのは、2年前の岡山特別戦で記録されたコースレコード1分48秒567(2018.8.19 堀田 誠)。
しかし高い路面温度などから1分50秒台でのポール争いとなり、1分50秒091/1分50秒224を記録した山根一人(光精工 TKS MYST)が第2戦/第4戦ともポールポジションを獲得した。辰巳秀一(イリオス TKS梶@ピアス MYST)、芦田将吾(ピカまも〜るYRP*i. LEPRIX)がこれに続いた。

【第2戦 決勝レース】 8/8 sat. 14:45スタート(10周)
天候:曇り 路面:ドライ
曇天下で行われた第2戦。記念すべき岡山初のシリーズ戦となる。
スタートで飛び出したのは、ポールの山根だったが、辰巳がしぶとく食い下がり、オープニングラップのアトウッドカーブで山根のインを差し、トップを奪う。しかし、山根は続くバックストレートで逆転に成功。その後は1秒前後の差を保ちながら2台がレースを支配するが、後半にかけて山根が徐々に突き放し、最終的に2.740秒の差をつけてトップチェッカー。シリーズ戦岡山ラウンド初のウイナーとなった。3位には山本幸彦(ミストFE2 KEIHAN 516)が入った。

【第4戦 決勝レース】 8/9 san. 11:15スタート(10周)
天候:晴れ 路面:ドライ
第1コーナーへの先陣争いを制したのは2番グリッドの辰巳。先行を許した山根も1秒以内でピタリとつけてトップ浮上をうかがう。しかし、序盤に目覚ましい走りを見せたのは7番グリッドの永井秀和(NINNE・RACING・FE2MYST)。2周目に3位まで浮上すると、3周目のバックストレートでは山根をかわして2位に。永井・山根はその後もバトルを展開、これを尻目に辰巳が逃げる構図となった。しかし、5周目のパイパーコーナー立ち上がりで山根がスピン。これで単独2位となった永井は辰巳に迫る。9周目のモスSでは永井がついにトップを奪うが、すかさずヘアピンで辰巳が逆転。息詰まる攻防は最終ラップまで続くが、辰巳が逃げ切り、3月の第1戦(鈴鹿)以来の優勝を飾った。3位には大川文誠(カンジ・レーシングシミュレータージム)が入った

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