■2020年フォーミュラEnjoy 第1戦
  開催日:3月14日(土)・15日(日)
  天候:予選/雨、決勝/くもり
  路面:予選/ウエット、決勝/ドライ
  コース:全コース

 
2003年の初開催以来、17年の歴史を重ねたフォーミュラEnjoy。今シーズンより車両が2015年から導入されたFE2に統一され、シリーズも鈴鹿サーキットだけではなく、岡山国際サーキットが2戦加わり、全7戦のシリーズとなる。
そんな新時代を迎えたフォーミュラEnjoyの開幕戦は、鈴鹿サーキット国際レーシングコースフルコースを舞台に、3月14日(土)・15日(日)の日程で開催され、14台が参戦した。
※タイヤはダンロップのワンメイク
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「鈴鹿クラブマンレース」は、参加チーム員全員の問診票の提出、風通しのいいピットビル3階ホスピタリティテラスでのブリーフィング、紙のリザルト配布を中止してダウンロード配布にするなどの感染防止対策を徹底しての開催となった。

【公式予選】 3/14 sat. 14:50〜15:15(赤旗中断: 14:53〜15:01)
天候:雨 路面:ウエット
公式予選開始早々、濡れた路面に足を取られ複数のコースアウトやクラッシュが発生し、赤旗中断となる荒れたスタートとなったが、セッション再開後は混乱もなく、タイムアタックが行われた。そんな中、辰巳秀一(イリオスTKSレーシングMYST)が他を圧倒するタイムで周回を重ね、最終的に2分41秒063を記録。2番手に2秒以上の差をつけるタイムでポールポジションを獲得した。

【決勝レース】 3/15 san. 11:40スタート(8周)
天候:曇り 路面:ドライ
2位以下が大きく順位を入れ替える中、ポールポジションの辰巳秀一(イリオスTKSレーシングMYST)はスタートを決めてトップを快走。2位以下を寄せ付けず、約6.3秒もの大差で優勝を飾った。2位争いは序盤、3番手スタートの永井秀和(NINNE RACING FE2 MYST)と4番手スタートの大川文誠(カンジ・レーシングシミュレータージム)に絞られたが、ここになんと、予選でタイム計測できず最後尾スタートとなった山根一人(光精工 TKS MYST)が怒涛の追い上げを図り、3周目からは三つ巴の戦いとなった。常に順位が入れ替わる激しい2位争いだったが、大川が残り2周でスピンを喫しリタイア。山根は一時的に永井の前に出る場面もあったが、最終的の永井がこのバトルを制し2位、山根は3位でチェッカーを受けた。
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