■2020年フォーミュラEnjoy 第7戦・第8戦
  開催日:11月28日(土)・29日(日)
  天候:予選/晴れ、決勝/晴れ
  路面:予選/ドライ、決勝/ドライ
  コース:鈴鹿サーキットフルコース

早いもので2020シーズンも本大会が最終ステージ。コロナ禍、台風などさまざまな要因に翻弄されたシーズンだったが、今回もモータースポーツへの情熱とエンジョイする心を持った選手21名が晩秋の鈴鹿に集い、今年最後の戦いに臨んだ。 なお、希望者にはGPSデータロガーをマシンに搭載、28日(土)午前中の専有走行時のデータをもとに福山英朗アドバイザーによるドライビングレクチャーが 行われた。
※タイヤはダンロップのワンメイク

【公式予選】 28日(土) 14:55〜15:15
天候:晴れ 路面:ドライ
前日、そして当日午前の専有走行を経て実施された公式予選。ベストタイムがレース1(第7戦)の、セカンドタイムがレース2(第8戦)のグリッドに反映される。結果、両レースとも山根一人(光精工 TKS MYST)それぞれ2分28秒521、2分28秒953のタイムでポールポジションを獲得。レース1は大川文誠(カンジ・レーシングシミュレータージム)、山崎一平(レプリスポーツエンジョイFE2)が、レース2は辰巳秀一(イリオスTKS株式会社ピアスMYST)、大川文誠がこれに続いた。

【レース1(第7戦)決勝】 29日(日) 10:10〜(8周)
天候:晴れ 路面:ドライ
順調にスタートを切ったポールシッターの山根がオープニングラップをリードするが、130R手前で大川がトップを奪う。山崎にもかわされた山根だったが、2周目には2位まで挽回。大川−山根−山崎のオーダーでレース前半を支配する。徐々に大川が抜け出し、独走態勢を築き、今季初優勝へマシンを運んだ。その後方では山根、山崎に加えて中嶋匠((AVIATOR A ONE)、辰巳が激しい表彰台争いを展開。激しく順位を入れ替えるが、3周目に130Rでスピンを喫した辰巳が追い上げて7周目に2位に浮上し、そのままチェッカーへ。3位には山崎が入った。


【レース2(第8戦)決勝】 29日(日) 14:34〜(8周)
天候:晴れ 路面:ドライ
ポールから飛び出した山根を予選2番手の辰巳がスプーンでかわすが、すかさず山根が130Rでトップを奪い返す。2周目の1コーナーで辰巳が再び首位に立ち、以降独走状態となる。いっぽうレース1ウイナーの大川は2周目のS字でスピン、リタイア。さらに3周目の130Rでは中嶋がオーバーラン。そこに山崎がからんで後退するなど序盤から波乱含みの展開に。結果、3周終了時に辰巳に続いて山根、じりじりと順位を上げた芦田将吾(ピカまも〜る YRP* LEPRIX)が上位を占め、そのままのオーダーでのチェッカーとなった。辰巳はこれで今季4勝目を記録した。

photos
 
 
               
 
photos
photos
photos
photos
photos
photos
 
               
  ※写真をクリックすると大きな画像が見られます。