■2019年フォーミュラ・エンジョイ 第1戦
  開催日:2月17日(日)
  天候:予選/晴れ、決勝/晴れ
  路面:予選/ドライ、決勝/ドライ
  コース:東コース

 
 2003年にデビューしたフォーミュラEnjoy初代マシン「FE1」ラストイヤーとなる2019年シーズンは、22台(FE1…8台、FE2…14台)のエントリーを集めて華やかに開幕した。 公式予選では、FE2は堀田誠(mutaレーシング★FE2)がコースレコードとなる57秒505をたたき出し、昨年の第3戦以来5戦連続の、FE1は富永明((歯科医院きのした・暁ビル・レヴレーシング)が1分00秒494で昨年の最終戦に続き2戦連続のポールポジションをそれぞれ獲得。鈴鹿サーキット東コース17周の戦いに臨んだ。
※タイヤはダンロップのワンメイク

【FE2】
 ポールスタートの堀田を大崎達也(K&G 三祐商會 WS B.N.B.)、辰巳秀一(TKS FE2 イリオス MYST)が交わし、1コーナーへ飛び込む。この3台は4位以下を大きく引き離しながら、周回を重ねる。レースが折り返しを過ぎたころから周回遅れをかき分ける状態になっても上位陣は接近戦を展開、最後まで目の離せない息づまる戦いとなった。しかし、14周目に堀田が最終コーナーでコースアウト。戦列に復帰したものの6位まで順位を落としてしまい、ファステストラップを記録しての反撃も届かず、シーズンをまたいでの7連勝はかなわなかった。大崎は昨年第2戦からのFE1クラス5連勝に続き、FE2へスイッチ後の緒戦で勝ち星をさらに重ねた。2位には0.543秒の僅差で辰巳、3位には今田信宏(J-MS・ZERO RCING)が入った。

【FE1】
 富永を先頭に小俣弘之(京都らしいお仕事探しはアプリへspIFE)、宝閣善樹(K&G RACING TEAM C72)のオーダーで戦いの幕が開いた。予選3番手だった唯一の女性ドライバー森下由美(J-MS・ZERO RACING)がこれに続くが、徐々に上位3台がレースを支配する展開に。 富永はFE2にも匹敵する速さで快走、レース終盤には後続を5秒近く引き離してうれしい初優勝を飾った。最終ラップのホームストレートで小俣をかわした宝閣が逆転で2位に、小俣は3位となった。
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