フォーミュラEnjoyはFE2クラス9台、FE1クラス11台、計20台がグリッドを埋め、5月以来のフルコース・8周の戦いに臨んだ。 前日に行われた公式予選では、FE2は細田浩一が2番手以下に1秒以上の差をつける2分27秒525を記録。FE1は小林良が2分33秒603のトップタイム。両者とも2戦連続でのポールポジションスタートとなった。
【FE2】
細田、そして予選2番手の亀蔵が順当なスタート。4番手の堀田誠が3番手の上松陽光をかわして1周目を終え、この4台が終始上位を堅持しての展開となるが、各車のギャップは徐々に開いていく。いっぽう、後方では1周目に順位を落とした後藤稔が猛追、5位まで挽回したものの、4周目のデグナーカーブで痛恨のコースアウト。 上位陣は前述のオーダーで今年最後の戦いを終えた。細田は今季4勝目で有終の美を飾った。また、2017年度年間ランキングは、1位 細田、2位 上松、3位に亀蔵という結果となった。
【FE1】
オープニングラップの2コーナーで数台がスピン。小林と宇煌の2台が抜きんでたが、ほどなく小俣弘之が追い上げてレース後半は三つ巴の様相に。トップを入れ替える宇烽ニ小林に小俣が肉迫。特にラスト2周は息づまる接近戦が展開された。しかし、もつれるように突入した最終ラップのS字で宇高がコースアウト。小林、小俣、宇烽フ順でチェッカーを受けた。また、2017年度年間ランキングは、1位 小林、2位 宇焉A3位に小俣という結果となった。 |