15台のエントリーを数えたフォーミュラEnjoyだったが、1台が出走を取り消したためFE2クラス8台、FE1クラス6台での決勝を迎える。ところがグリッドへの試走で前戦2位の後藤稔がエンジンブローによりスプーンでストップ。13台での争いとなった。 決勝レース前に雨足が強まったため、セーフティカー先導による2周回ののち、スタートが切られた。
【FE2】
今回が2戦目となる天川翔貴がポールポジションからスタートを決めてトップを独走。 その後方では激しい2位争いが繰り広げられた。2周目には永井秀和が細田浩一をデグナーでかわし、次の周には上松陽光がショートカットで永井をオーバーテイク。さらに追い上げた亀蔵が5周目に永井を同じくショートカットで仕留めるなど息詰まる展開が続いた。 一方、序盤のミスで遅れた細田がファステストラップを連発して猛追するものの、最終ラップのスプーンで森下吾郎と接触し、上位への挽回はならず。 表彰台は天川、上松、亀蔵という顔ぶれとなった。
【FE1】
小俣弘之、小林良、徳藤一貴が予選トップ3。スタートで小林、徳藤が小俣の前に出ると、その後は同じオーダーで周回を重ねる。小俣は終盤に一時徳藤にせまるものの及ばず、小林、徳藤、小俣の順位でチェッカーとなった。4位には初参戦の秋吉圭がくい込んだ。 |