15年目のシーズン開幕となったフォーミュラEnjoy。路面、気候ともに絶好のコンディションに恵まれた公式予選では、FE1クラス上位3台が東コースレコードを樹立して決勝に臨んだ。
【FE2】
ポールポジションの細田浩一を先頭に順当に1コーナーへ各車進入するが、ここで予選2〜4番手の永井秀和、上松陽光、後藤稔がからむアクシデントが発生。後藤は切り抜けたが、上松、永井は最後尾へ。その後は細田、後藤が1-2体制を築いての独走状態となった。7周目の1コーナーで細田がシフトミスをおかして後藤がトップに立つものの、11周目に細田が再逆転。そのままのオーダーでチェッカーとなり、細田に初優勝をもたらした。表彰台の残る一角には森下吾郎が入った。
【FE1】
予選上位の小林良、徳藤一貴、上野大哲、小俣弘之が軸となり、目まぐるしく順位を入れ替えながら序盤は推移するが、4周目にトップに立った小林が徳藤の追い上げをしのいで先頭をキープし、トップチェッカー。FE1、FE2両クラスが混在した状況の中、後方で展開された激しい3位争いは、最終ラップの小俣の脱落により初出場の上野がものにした。 |