前日に行われた公式予選では、FE1の3台(阪本一世、小林良、小俣弘之)がコースレコードを樹立して、上位のFE2(坂裕之、後藤稔、永井秀和)に続き、計6台が59秒台にひしめき合う形で、混戦を予感させながら17周の決勝レースを迎えた。
【FE2】
ポールポジションスタートの坂、セカンドポジションの後藤が順調にスタートした後方で永井がストール、さらに上松陽光はスタートダッシュに鋭さを欠き、出遅れてしまう。これにより森下吾郎がポジションアップ。大きくリードした坂、後藤に続いて森下、上松、永井というオーダーで周回を重ねる。戦局に変化が訪れたのは13周目。最終コーナーで森下がスピン、リタイアすると次周には永井も最終コーナーでスピン、こちらはレースを続行したものの万事休す。表彰台は独走で今季3勝目をあげた坂に続いて2位に後藤、3位に上松という顔ぶれとなった。
【FE1】
坂本、小俣が序盤をリードするが、予選4番手の徳藤一貴が猛追、3周目に小俣をかわして2位に浮上。さらに坂本を攻め立てて12周目にトップを奪い、FE2クラス3位の上松もかわしてしてそのままチェッカー。今季2回目の優勝を飾った。2位に坂本、3位には小林が入った。 |