フォーミュラEnjoyは、決勝スタート前の降雨の影響でセーフティカースタートとなった。当初予定の12周のうち最初の2周がセーフティカー先導による周回となり、実質10周の争いとなった。
【FE2】
ポールポジションスタートの橋本達也が終始トップを堅持し、レースを支配。最終的に2位以下に7秒以上の差をつけてチェッカー、今季初優勝を飾った。一方、2位争いはグリッド順にオープニングラップを終えた亀蔵、坂裕之、上松陽光、堀田誠の4台によって展開された。7周目に坂、上松が亀蔵をかわして表彰台圏内に浮上すると橋本を先頭とする上位3台はこのオーダーで推移。そして5位の堀田が亀蔵に接近。レース後半はこの2台の4位争いが焦点となったが、一度は堀田にオーバーテイクを許した亀蔵が最終ラップで巻き返し、0.86秒差で堀田を押さえた。
【FE1】
阪本一世、小俣弘之、徳藤一貴と予選順位どおりのオーダーで前半を終えるが、8周目の130Rで仕掛けた小俣がトップに浮上。その後小俣と阪本は接近戦を演じるが、最終的に小俣がこの激戦を制して3月の第2戦に続く自身2勝目をあげた。2位には阪本をかわした徳藤、3位に阪本という表彰台の顔ぶれとなった。 |